ユーロドル じり高で1.18台回復(17/8/8夕)

ユーロドルは金曜の雇用統計後のドル買戻しの流れが想定をやや上回る下押しとなり、一時1.1750を割り込んだものの、その後はそこを起点として再び上昇基調に復していて、

ユーロドル じり高で1.18台回復(17/8/8夕)

ユーロドル じり高で1.18台回復

ユーロドルは金曜の雇用統計後のドル買戻しの流れが想定をやや上回る下押しとなり、一時1.1750を割り込んだものの、その後はそこを起点として再び上昇基調に復していて、アジア時間は1.18台に載せての取引となりました。
昨日夕刻はドイツの6月鉱工業生産が予想外のマイナス転、本日発表されたドイツの貿易収支でも黒字額は予想と大きく違わないながら、輸出入ともに前月を大きく下回り、特に輸入に関しては予想前月比+0.2%に対して-4.5%と結構なギャップとなっています。
これらの数字にもかかわらず淡々と上昇を続けるユーロには根強い底堅さを感じる一方で。このところ続くドイツ関連の指標の悪化は何かの異変の前触れではないかとやや気がかりです。

バカンスシーズン本格化で市場の流動性の低下が著しい中で、結局ユーロドルは二日上昇、一日下落のこれまでのリズムをキープしており、雇用統計での下落分だけ平行移動したのみで、また上昇を再開したようにも見えます。
トランプ大統領は「ワーキングホリデー」(!?)中ですが、その間にもFRB関係者のインフレ鈍化懸念発言が続きドルは弱含み。
ユーロドルの上昇トレンドの確認のためには本日下値(ここまで1.1795)を広げずに、上値を1.1900地殻まで伸ばしていく必要があり、本日海外時間で一段下押しするようであればとりあえず一旦はこう着状態に入ったと判断することになるでしょうか。

いずれにせよ週末の米物価指数待ち、かつ休暇による参加者減少で方向感は出にくい状況ですが、市場の薄さは突発的な動きの引き金ともなりかねず、一定の警戒は必要です。
今晩、海外市場で目立ったイベントは無く、南アフリカのズマ大統領不信任投票のみが突出している状況です。序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る