ドル円反発、米国債利回りの上昇で(17/7/26朝)

25日の海外市場でドル円は反発、一時110.83まで下げた後上昇し、日本時間6:30現在は111.85近辺での取引です。

ドル円反発、米国債利回りの上昇で(17/7/26朝)

ドル円反発、米国債利回りの上昇で

25日の海外市場でドル円は反発、一時110.83まで下げた後上昇し、日本時間6:30現在は111.85近辺での取引です。
昨晩発表された米消費者信頼感指数は121.1と事前予想116.5や前回118.9を大幅に上回り、米景況感の後退に対する懸念が和らぎました。
これにより米長期金利が上昇、10年物国債の利回りは8bp上昇して2.33%となりドル買い戻される要因となりました。
尚、昨晩ユーロは対ドルでテクニカル上のターゲットである1.1714にわずかに届かない1.1712まで上昇しましたが、IMFがECBが緩和的な金融政策を維持すべきとのリポートを発表したことから反落、この日の上げをほぼ失っています。

市場はあす未明のFOMC結果待ち、米経済に対して市場はこのところやや悲観論に傾き過ぎてきたきらいはあるものの、政治的な混乱を背景にあまり強気な判断をする環境にはないものと思われます。今回は公表後の記者会見がありませんので声明文の内容の判断になります。
ドル円は一目均衡表の雲を脱出、6月安値からの上昇の半値戻し111.66レベルもクリアして200日移動平均線(本日112.09レベル)に接近していますが、上下に平均線等が入り乱れており、あまり機能している感じがありません。本日日中はポジション調整の動きが中心となり方向感はでにくそうです。

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