予想下回るCPI、小売売上高でドル下落(17/7/17朝)

週末の海外市場では注目された米CPI、小売売上高がともに予想を下回り、ドルは対円、対ユーロともに急落しています。

予想下回るCPI、小売売上高でドル下落(17/7/17朝)

予想下回るCPI、小売売上高でドル下落

週末の海外市場では注目された米CPI、小売売上高がともに予想を下回り、ドルは対円、対ユーロともに急落しています。
米6月のCPIは前年比+1.6%と事前予想の+1.7%、前月の1.9%をともに下回りました。先週イエレン議長の議会証言の中で歯切れの悪かったインフレ見通しに関して早速裏付けるような数字が出てきた形です。また、同時に発表された小売売上高も不ざえで予想の前月比0.1%に対し-0.2%、これを受けて113円台前半で取引されていたドル円は一時112.32まで下落、ユーロドルは1.1420レベルから1.1470近辺まで上昇して越週。

本邦祝日のアジア時間早朝は6時半時点でドル円112.50ユーロドル1.1470とほぼ前週末のレベルで取引されています。
東京勢不在でアジア時間は静かな取引が予想されますが、本日午前11時には中国で6月の小売売上高、鉱工業生産、および4-6GDPの発表があります。
事前予想は前月比で大きな変化はなく、波乱は予想されませんが、市場が薄いため予想外の数字が出た場合などは注意が必要です。

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