ドル円小動き 上昇一服、米指標待ちか(17/7/14朝)

昨晩の海外市場は比較的落ち着いた動きとなりました。

ドル円小動き 上昇一服、米指標待ちか(17/7/14朝)

ドル円小動き 上昇一服、米指標待ちか

昨晩の海外市場は比較的落ち着いた動きとなりました。

上院銀行委員会でのイエレン議長の二日目の議会証言は前日と大きく内容は変わらないもので利上げを急がないとする内容のものでしたが、最近のインフレ下押しについては一過性のものであるはずとの見解も示しており、米長期金利はやや戻し10年物国債利回りは2.35%前後での取引となっています。
米株には引き続き買い安心感が広がっており、NYダウの終値は20.95ドル高い21,553.09ドルと二日連続で終値での最高値を更新して終了しています。

ドル円は113円台前半を中心に前日とはうって変わって静かな動きとなりユーロドルも1.14を挟んでの小動きが続きました。
昨晩発表された6月の生産者物価指数は前年比2.0%と予想1.9%をやや上回りました。

ドル円は昨日の反落で6月中旬以降続いた上昇トレンドに一旦終止符を打った形となっており、次の方向を探る動きです。
今晩は米消費者物価指数、小売売上高等の重要指標が発表予定で、イエレン議長の証言を踏まえて特に物価指数には注目が集まりそうです。
本日東京時間は13:30には本邦5月の鉱工業生産確報値の公表が予定されています。

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