ドル円小幅反発、議会証言事前テキストに(6/8早朝)

イベント集中日を翌日に控えた昨晩の海外市場ではイベントの一つコミー前FBI長官の議会証言の内容が事前に議会に提出され公表されましたが、

ドル円小幅反発、議会証言事前テキストに(6/8早朝)

ドル円小幅反発、議会証言事前テキストに新味無く

イベント集中日を翌日に控えた昨晩の海外市場ではイベントの一つコミー前FBI長官の議会証言の内容が事前に議会に提出され公表されましたが、トランプ政権にとって致命的なものとはならないとの見方が広がったことから、ここまでのリスク回避姿勢がやや緩み、ドル円は109円台後半に小戻ししました。米株も小幅反発、NYダウは3日ぶりに前日比上昇して37.46ドル高の21,173.69ドルで取引を終えています。
昨晩米国市場朝方は週間原油在庫が予想外に積み上がったことから原油先物が急落し、ドル円も一時下押ししましたが、結局109円割れとはならず、欧州序盤の109.12を下回りませんでした。

今日の海外時間は今週のイベント集中日。英国議会選挙、ECB理事会、そしてコミーFBI前長官の議会証言があり、それぞれ注目されます。英議会選挙は当初のメイ首相の思惑とは異なり、相次ぐテロの影響もあって与党保守党が圧倒的過半数を獲得するのは難しい状況とされています。結果判明は日本時間明日午前中と見られています。
昨晩はECB理事会についてもインフレ見通しを引き下げる見通しとの報道が流れユーロが反落する局面がありました。
いずれにせよここまで8日のイベント集中を警戒してやや過剰にリスク回避の動きが出ている為替市場ですので、イベント通過後は反動の動きが出る可能性もありそうです。

尚、先ほど北朝鮮が再び飛翔体を発射、新たなミサイル発射の可能性があるとして韓国軍が確認中との報道が流れています。

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