米株続落ドル円下値拡大リスク回避継続で(6/7早朝)

米株続落、ドル円下値拡大、リスク回避の動き継続で(6月7日早朝)

米株続落ドル円下値拡大リスク回避継続で(6/7早朝)

米株続落、ドル円下値拡大、リスク回避の動き継続で

昨晩の海外市場では与党苦戦が伝えられる英議会選挙、ECB理事会、コミー前FRB長官の議会証言などを控えリスク回避の動きが一層強まったことから米株は下落、ドル円も東京時間からさらに下値を拡大し、一時109.23をつけました。
NYダウの終値は47.81ドル安い21,136ドル、昨日から二日続落となりました。
昨晩もパリのノートルダム大聖堂で警官が襲われる事件が発生、連日のように発生している市街地でのテロも市場のリスク回避姿勢に拍車をかけた形です。
中国が米国債を買い増す方針との報道から米国債が買われ、10年債利回りが一時2.12%まで低下したこともドル売り要因となりました。
ユーロも対ドルで高値圏で推移、高値1.1284はほぼ前日高値と同レベルです。

昨晩は8日に予定されているコミーFBI元長官の証言について大統領との会話の詳細を証言するものの、司法妨害であるとまでは言わない見込みとの報道が流れています。
また、ムニューシン米財務長官は主として中国を念頭に置きつつも、米政府が競争力の面から為替に警戒していく旨を表明しています。
本日はこの後10:30からオーストラリアのGDPが発表されますが、日米ともに本日はあまり大きな材料も無い中で、8日のイベントへの警戒感が続きそうです。

ドル円は110円台を割り込んでの円高となっていますが、ここまで何度か110円を前に踏みとどまってきたことを考えれば、急激に円高が進んだというイメージはありません。そのため、8日の三つの主要イベントで更なるドル売りとなった場合にはドル円の年初来安値108.13をうかがう動きとなると予想される半面、週明けからやや市場が神経質になり過ぎている部分もあり、昨晩には4月にあけた110円台の日足の「窓」も埋めており、無難に8日夜を乗り切れば109円を前にドル円の反発も考えられるシナリオです。

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