ドル円海外時間も動意薄(17年6月6日早朝)

週明けの為替市場は海外に入っても動意薄、ドル円は110円台半ばで110.37-69の狭い範囲での取引に終始しました。

ドル円海外時間も動意薄(17年6月6日早朝)

ドル円海外時間も動意薄

週明けの為替市場は海外に入っても動意薄、ドル円は110円台半ばで110.37-69の狭い範囲での取引に終始しました。アジア時間早朝のドル円は110.50レベル、ユーロは1.1260近辺での取引です。
昨晩、ISM非製造業景況指数、耐久財受注等の米指標は事前予想を下回りましたが、反応は限定的でした。
米株は小反落、NYダウは3営業日ぶりにマイナスとなり前週末比22.25ドル安の21,184.04ドルで終了。目立った動きはありませんでした。
昨日サウジアラビアなどバーレーン、UAE、エジプトなどはテロを支援しているとしてカタールとの外交関係を断絶。報道を受け東京時間原油先物は48.42ドルに反発しましたが、海外時間では原油供給への影響は限定的であるとして反落、先週来の供給過剰懸念から逆に一時47ドルを割り込む動きとなりました。

今週8日海外時間に集中するイベントを控え各金融市場はしばらく様子見気分の強い状況が続く見込み。
ドル円は約二週間にわたり日足の一目均衡表の雲の中での取引が続きましたが、雲の下限先行スパン1が徐々に切り上がっており、一週間後には上限の先行スパン2の111.82を上抜け雲のねじれが生じます。
そのためこのままのこう着状態が続けば明日にもドル円は雲の下側に抜け、ドル円の上値は一段と重くなりそうです。
本日東京時間13:30にはオーストラリア中銀が政策金利を発表しますが変更は予想されていません。

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