ドル円小動き英米市場休場で(17年5月30日早朝)

祝日で英米市場休場の昨晩の海外市場でドル円は薄い取引の中111.20-40の狭いレンジでの取引に終始しました。

ドル円小動き英米市場休場で(17年5月30日早朝)

ドル円小動き英米市場休場で

祝日で英米市場休場の昨晩の海外市場でドル円は薄い取引の中111.20-40の狭いレンジでの取引に終始しました。
ほとんど動きの無かった金融市場に対し、原油先物市場だけはやや動意を見せ、在庫調整の期待から一時1バレル50ドルを回復して、49.99ドルで終了しています。

ECBのドラギ総裁は昨晩欧州議会で証言し、ユーロ圏の成長見通しに対する下振れリスクは後退しつつあるとしながらも、世界要因からの下振れリスクは依然として存在し、物価、賃金はECBの中期目標へインフレ率が収れんするにはなお不十分であるとし、「引き続き金融政策による異例な規模の支援が必要」との従来の見方を繰り返しました。
来週開催される政策委員会での議論が注目されます。
ユーロも様子見気分が強く昨晩は1.1160-90レンジでの小動きに終始しました。
尚、今朝方6時30以降にユーロはやや速いスピードで下落、1.1137をつけています。

ドル円はこう着状態が続いています。チャート上は既に7営業日続けて一目均衡表の雲(上限111.83下限110.00)の中での取引。
先ほど北朝鮮は昨日のミサイル発射について弾道ミサイルの実験に成功したと発表しましたが為替市場は反応薄。本日も狭いレンジの中で次の材料待ちが続きそうです。

本日この後8:50から4月の本邦失業率、小売売上高等が発表されます

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