3. ドル円方向感無し利益確定で原油先物下落（5/26早朝）

ドル円方向感無し利益確定で原油先物下落（5/26早朝）

注目されたOPEC総会で加盟国は6月末期限の減産合意を9カ月延長することで合意、ロシアを含む非加盟国もこれに同調しました。

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ドル円方向感無し利益確定で原油先物下落（5/26早朝）

ドル円方向感無し利益確定で原油先物下落

OPEC減産合意延長するも原油反落、為替方向感無し、米株は上昇

注目されたOPEC総会で加盟国は6月末期限の減産合意を9カ月延長することで合意、ロシアを含む非加盟国もこれに同調しました。結果はほぼ予想通りでしたが、一部で減産拡大を期待していた向きもあったことで利益確定売りが先行、51ドル台半ばで取引されていた原油先物価格は2ドル近く下げて48ドル台半ばでの取引となっています。
為替市場は反応薄、ドル円は111円台後半で方向感のない動きに終始しました。
ユーロも対ドルで一時1.1200を割り込む局面がありましたが短時間で回復、ただ、高値更新もされず、やはり方向感は出ていません。
一方米株式は続伸、家電、衣料等の消費関連企業決算の好調に景気拡大への期待が高まり、NYダウは6営業日続伸し70.53ドル高い21,082.95ドルで終了しています。

本日から27日までイタリアのシチリア島でG7主要7カ国首脳会議が開催されます。トランプ大統領、イギリスのメイ首相、フランスのマクロン大統領等強い意見を持つ有力国の首脳が初参加となる今回、米国の保護貿易主義をどの程度緩和させることができるか、そして北朝鮮問題を含むテロ対策が注目されます。

本日の東京市場ではFOMC、OPECと今週の金融市場の主要注目イベントが終了したことから方向感のない取引が続きそうです。
本日この後8:30からは本邦4月の消費者物価指数の発表があります。

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