FOMC議事録でドル円111円台に反落(5月25日早朝)

昨晩の欧米市場では欧州、米国双方で金利先高観がやや後退、終盤ドルが売られる展開となりました。

FOMC議事録でドル円111円台に反落(5月25日早朝)

FOMC議事録でドル円111円台に反落

昨晩の欧米市場では欧州、米国双方で金利先高観がやや後退、終盤ドルが売られる展開となりました。

ECBのドラギ総裁はマドリッドで講演し基調インフレは引き続き低調でフォワードガイダンスを逸脱する理由ないと発言従来の緩和縮小への慎重姿勢を維持、一方未明に公表されたFOMC議事録では早期の利上げが適切とされ6月の利上げへの期待は維持された反面、一部の参加者がインフレの弱さを指摘していることが材料視され、6月以降の利上げの可能性がやや低下、欧州、米国双方で金利先高観がやや後退する形となりました。

このため一時は112.13まで上昇押していたドル円は111円台半ばに下落、
利上げ速度の後退観測に米株は上昇、NYダウの終値は前日比74.51ドル高い21,012.42ドルで終了し、5営業日続伸、21,000ドル台を回復しました。
ユーロは序盤はドラギ総裁のスピーチに売られたもののFOMC議事録公表後のドル売りに戻し、終盤1.12台を回復。9日連続の高値更新とはなりませんでしたが、陽線で引けています。

米株の堅調を材料に本日の東京市場でも日本株は底堅く推移しそうです。
ドル円はFOMC議事録を受けて再び一目均衡表の雲の中に沈んだものの、昨晩は大きく全体の構図が変化したわけではなく、下げ幅は限定的。次の方向感を探る動きとなっています。

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