原油上昇で欧米株価指数全面高(2017年5月16日早朝)

昨晩の海外市場では原油相場が堅調に推移したことから欧米株価指数はほぼ全面高となりました。

原油上昇で欧米株価指数全面高(2017年5月16日早朝)

原油上昇で欧米株価指数全面高

欧米株上昇、S&P、ナスダック総合指数は史上最高値更新

昨晩の海外市場では原油相場が堅調に推移したことから欧米株価指数はほぼ全面高となりました。
WTI先物はサウジとロシアの減産合意延長支持を受け一時49.66ドルまで上昇、日本時間5時半現在は48.80ドル近辺で取引されています。
原油価格の上昇にリスク選好の動きが広がり、株式市場では資源関連株、ネットセキュリティ関連銘柄を中心に株価が上昇。NYダウは85.33ドル高い20,981.94ドルで終了しています。尚S&P500とナスダック総合指数は昨晩史上最高値を更新しています。

ドル円は指標悪化で一時下落、ユーロは堅調

一方為替市場では昨晩発表となった5月のニューヨーク連銀製造業指数が事前予想7.5に対して結果-1.0と想定外の悪化を見せたことから、ドル円は直後に113.30割れの水準まで急落しましたがその後は株価の上昇にともなって持ち直し、113円台後半での取引です。ユーロはリスク選好の動きと米ドルの出遅れに堅調に推移、一時1.0990と1.10に迫る動きとなりました。

日本株は上昇へ米足下景気の変調には要注意

週明けから北朝鮮問題の深刻化、世界的サイバー攻撃とリスク選好を削ぐ動きが会ったにもかかわらず、原油の減産合意延長に向けての動きがそれらの懸念を塗り込めた形となりました。しかしながらNY連銀製造業指数の予想外の悪化は、最近の米市場に散見される不ざえな指標のこともあり、改めて米経済の先行きへの不透明感を意識させることとなりました。とりわけ新規受注のマイナスが大きく、足下米経済の変調の兆しには今後も十分な注意が必要です。

欧米株の上昇を受け、海外時間の日経平均先物は19,970円と再び20,000円に迫る勢いです。東京市場でも本日のところは株価の底堅い推移が期待されます。

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