下放れのタイミング下げの勢いを確認(2016年2月9日)

中国経済の減速懸念

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下放れのタイミング下げの勢いを確認(2016年2月9日)

ドル円:2月9日のファンダメンタル分析

東京市場では株価、為替とも堅調な動きを続けていましたが、欧州市場に入り金曜の米国雇用統計の賃金上昇が再び3月利上げ思惑復活につながり、それが欧州株安、そして主要株価指数先物の夜間取引で全面安を招く動きとなりました。為替市場の参加者は中国が旧正月で特に香港、シンガポールも休場となる週初は大きな動きは無いと考える向きが多かったのですが、逆に参加者が少ない中、株式市場がリードする形でドル円を中心にドル売りの動きとなり、NY市場では雇用統計後の安値を下回るとストップオーダーを巻き込みながら、ドル円、ユーロ円での円買いが強まる動きとなりました。NYダウは一時400ドルを超える下げとなり、ドル円も安値115.18レベルを付けましたが、引けにかけてはダウの戻しとともに115円台後半へとやや戻してのクローズとなりました。

ドル円:2月9日のテクニカル分析

ドル円は、115円台後半へと戻したものの、115円台のターゲットと考えられていた115.85レベル(2015年1月安値)、115.57レベル(2014年12月安値)を次々と下回り、それを下回る水準にはアベノミクス相場以降はかなり円高水準までみないと目立ったサポートがありません。いったんは、戻しが入ったものの、引き続き戻り売りを考える向きが多く、さらに115円を割り込むこととなればテクニカルなターゲットとしては113円台を考えることとなってきます。明日のイエレン議長の議会証言待ちとは言うものの警戒は続きます。本日は、116.00レベルをレジスタンスに、115.00レベルをサポートとする流れを見ておきます。

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