<<東京市場の動き>>
28日の東京市場は、110円台後半で一進一退、方向性に乏しい。一時110.80円台まで値を上げ、週明けに記録した上方向の「ギャップ(窓)=111.00-111.30円レベル」を埋める期待が高まったものの続かなかった。
110.60円前後でオープンしたのち、ドルのショートカバーが優勢となった前日NY市場の流れを継いでドルはじり高に推移。前日比173円高で寄り付いた日経平均が上げ幅を拡大、200円を超す上昇をたどったことなどを材料に、ドル/円も連れ高となり110.83円の高値を記録した。しかし、日本の株高は継続するも以降は上げ渋り、110.50-110.80円といった30ポイント程度のボックス相場に。結局、16時時点では110.70円前後の水準で推移し、欧米時間を迎えている。
そうしたなか、麻生財務相から「為替の水準にコメントしない」、石原再生相から「マーケットの動向を注視していく」と、複数の要人コメントが聞かれたものの、新味が乏しかったためか影響は限定的だった。
なお、ドル/円への影響は軽微だったが、南アフリカのズマ大統領がゴーダン財務相を更迭すると共産党幹部に話した、と一部で報じられたことを材料に、南ア・ランドが対円などで大きく値を崩す局面も、別途観測されている。
<<欧米市場の見通し >>
ドル/円の基本的なリスクは依然として下向きだが、昨日、心理サポートである110円レベルを辛くも維持したことで、下値攻めも一旦は出直しか。少なくともドルの下値不安は幾らか和らいだ感がある。
むしろ、短期的なショート・ポジションの蓄積もあり、目先はいま一段のドルの戻りも否定できないかもしれない。
テクニカルには、東京時間に超えられなかった週明けに記録した上方向の「ギャップ(窓)=111.00-111.30円レベル」をめぐる攻防が注視されている。超えれば、111.80-85円に位置する一目均衡表の転換線がターゲットに。ただ、ギャップをしっかりと抜けられず、逆に抵抗として意識されてしまうようだと、ドルは再度下値を試す危険性もないではない。
一方、本日、材料的に注視されているのは、これまで同様発表される米経済指標そして、米通貨当局者による講演など。なかでも、後者はイエレンFRB議長の講演が予定されているだけに、その内容にはとくに注意を払いたい。
また、前述したように東京タイムには、限定的な影響に留まったが、麻生財務相など日本の政府筋から、為替に関する発言が聞かれていただけに、欧米時間にかけても同様の要人コメントが波乱要因となる可能性もある。
そんな本日欧米時間のドル/円予想レンジは、110.00-111.30円。ドル高・円安方向については、先で指摘した週初に空けたギャップが抵抗として寄与しそう。ただ、抜けてもドル高が加速するような展開は見込みにくく、上値は重いと予想されている。
対するドル安・円安方向は、昨日割り込めなかった心理サポートの110円が引き続き強く意識される展開か。上値は確かに重そうだが、ドルの下値もなかなか堅いイメージだ。(了)
オーダー/ポジション状況
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