3. 税制改革期待でダウ10連騰ドルは下落（2月24日早朝）

税制改革期待でダウ10連騰ドルは下落（2月24日早朝）

昨晩の海外市場ではムニューチン財務長官がインタビューで税制改革への強い意欲を示したことから米国株が序盤に上昇、

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税制改革期待でダウ10連騰ドルは下落（2月24日早朝）

税制改革期待でダウ10連騰、ドルは下落

昨晩の海外市場ではムニューチン財務長官がインタビューで税制改革への強い意欲を示したことから米国株が序盤に上昇、NYダウは34.72ドル高の20,810.32ドルで終了　10営業日連続最高値を更新して終了しています。ダウの10日連続の最高値更新は30年ぶり。

一方ドル円は同じくムニューチン財務長官が「財政出動が今年の景気に及ぼす影響は限定的となろう」「金利は長期にわたり低い水準となるだろう」「ドル高には一定の問題がある」などと発言したことや、トランプ大統領製造業の経営トップを集めた会合で中国とメキシコを名指しで「米国内の雇用を奪われた」と発言さらに「対中貿易赤字をなんとかしなければならない、中国は為替操作でグランドチャンピオンだ」などと為替相場に関する問題意識を再度表明したことからドル売りとなり、113円割れで推移しています。ただ、昨晩に関しては日本は非難の対象とはなっていません。

また、昨晩発表された週間原油在庫では思ったほどは在庫が積みあがらなかったことから原油先物価格は54ドルの高値圏で推移しています。

昨晩は米大統領と財務長官の発言に右往左往の相場展開となりました、市場では来週28日の議会での所信表明がどのような内容になるのかに関心が集まっています。

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