ドル円、株、本日も動きなし
本日の東京市場では、朝方公表された1/31-2/1のFOMC議事要旨が煮え切らない内容だったことから、為替、株ともに再び手がかりを失い小動きに終始しました。日経平均株価の終値は前日比8円安の19,371円、ドル円は113円台前半での取引です。
FOMC議事録は現在のやや弱めの足元景気の延長線上では、利上げを即座に必要とは考えられないとの見方と、月末にも明らかにされるかもしれない規模の想定しにくいトランプ大統領の減税策、財政政策によるインフレ加速をある程度織り込み備えるべきとの見方が混在しているためか、玉虫色とも見える内容となっていますが、結局のところトランプ政権の経済政策待ちという状況に変わりなく、市場への影響は限定的でした。
本日は内閣府が月例経済報告を提出していますが、「景気は、一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基 調が続いている。」との基調判断を３ヵ月連続で据え置きました。
個別には設備投資、輸出入、企業収益にはやや改善が見られるものの、個人消費は足踏みに入り住宅建設は弱含みに転じています。
今晩は米国で新規失業保険申請件数、シカゴ連銀全米活動指数、住宅価格指数などの指標とこのところ高値圏で推移している原油の週間在庫の発表があります。
序盤の欧州株価指数先物はまだら模様。
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