ドル円151円台半ば、米CPI控え調整主体の動き (12/11午前)

11日午前の東京市場でドル円は小幅反落。

ドル円151円台半ば、米CPI控え調整主体の動き (12/11午前)

ドル円151円台半ば、米CPI控え調整主体の動き

11日午前の東京市場でドル円は小幅反落。朝方、151.94レベルで取引の始まったドル円は、序盤151.98まで上げたものの、152円に届かないままその後はほぼ一方向で下落。この間時間外の米長期金利は上昇したものの、本日海外時間の米CPI発表を控え、このところの上昇に対する調整主体の動きとなった模様です。ドル円は正午ごろに安値151.42をつけ151円前半での取引です。

日経平均株価は、昨晩、欧米で主要株価指数が軒並み下げた動きを受けて売りが先行。値がさの情報技術系関連株の下げがきつく、指数全体を押し下げました。ガス、金融など一部では上げる業種もありましたが、その後も下落が続き254円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、本日の米CPI発表を控えて、ポジション調整的な米国債売りが強まり、米国時間にかけ米長期金利が上昇。ドル円もそれにつれ、東京時間終盤の取引帯から約1円上げて高値152.18をつけた後、151.97でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨晩の上昇で一時200日移動平均線を超えたもののローソク足実体では戻し、本日も一目均衡表の「雲」上限(151.03)と200日線(152.00付近)に挟まれての推移です。
引き続き本日CPI後等に上下どちらに抜けるかに要注目です。

ドル円151円台半ば、米CPI控え調整主体の動き

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