雇用統計強弱混在、ダウドル円上昇(2017年1月7日)

昨晩発表となった12月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は予想を下回る15.6万人の増加となった半面、平均時給の伸びが予想を上回り

雇用統計強弱混在、ダウドル円上昇(2017年1月7日)

雇用統計強弱混在、ダウドル円上昇

昨晩発表となった12月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は予想を下回る15.6万人の増加となった半面、平均時給の伸びが予想を上回り2009年以来最大の伸びとなる0.4%となったことが注目されドル買い株買いが進みました。失業率は予想通りの4.7%でした。
雇用統計前116円近辺で取引されたドル円は発表直後115円台後半に弱含む局面もありましたが、急上昇、116円台半ばを回復し、その後も徐々に買い進まれて117円台前半に達しています。米国株も上昇NYダウは一時19,999.63と2万ドルにあと1ドル以下のところまで接近し、前日比64.51ドル高の19,963.80ドルで終了しています。同じく発表前に2.33%まで下落していた米国10年物国債利回りは、2.42%近辺まで反発しています。
雇用統計の改善で、注目された一月第1週の金融市場は昨年来のドル高、株高、金利高の路線を維持した形で終了しました。

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