トランプ発言で日経平均下落、ドル円は反発(1月6日)

未明のトランプ氏のトヨタ攻撃のツイートで本日の東京株式市場ではトヨタをはじめとする自動車関連株が売られ

トランプ発言で日経平均下落、ドル円は反発(1月6日)

トランプ発言で日経平均下落、ドル円は反発

未明のトランプ氏のトヨタ攻撃のツイートで本日の東京株式市場ではトヨタをはじめとする自動車関連株が売られトヨタ自動車株は一時3.1%下落、日経平均も軟調に推移しました。
一方ドル円は海外市場で米金利低下から円高が進んだ流れを受け、朝方115.07の安値をつけましたが、115円台を前に下値での実需を含む根強いドル買いに反発、日中116円台を回復、以後は今晩の雇用統計を控え方向感のない取引に終始しました。
日経平均もドル円の反発に下落幅を縮め一時150円以上下落した日経平均は66円安の19,454円で終了しました。

トランプ次期大統領の今朝がたの発言は、今後の日本との経済摩擦の片鱗を垣間見させるものでしたが、不安感は残したものの材料としては消化しきれず。ドル高、米金利高、株高の基本的な方向性に今のところ変化はないことから現在の水準は一時的な調整であり押し目の好機ととらえる向きもあり、相場観の方向性がやや錯綜しています。

今晩22時半からは米雇用統計の発表があります。非農業部門雇用者数の予想コンセンサスは+17.5万人、関連性は低いとされますが昨晩の民間の雇用統計の結果が芳しくなかったこともあり、為替相場は結果に素直に反応しそうです。
序盤の欧州株価指数先物は雇用統計前のポジション調整の動きにほぼ全面安の様相。

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