ドル円145円台を回復、上値試しは一服か (9/27午前)

27日午前の東京市場でドル円は上値試しの動き。

ドル円145円台を回復、上値試しは一服か (9/27午前)

ドル円145円台を回復、上値試しは一服か (9/27午前)

27日午前の東京市場でドル円は上値試しの動き。朝方、144.81レベルで取引の始まったドル円は、8時台には145円台を回復。一旦もみあった後続伸し、10時台に高値145.57をつけました。しかし、続伸していた日経平均株価が反落し始めると、上昇一服となり、東京時間正午現在は145.02での取引です。
日経平均株価は、前日米市場での主要株価指数続伸を受け買いが先行、一時約3週間ぶりに3万9千円台を回復しましたが、その後は伸び悩み、39円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、欧州時間は序盤の高値145.20から米長期金利の低下にドル円は下落し、米国序盤にかけ144.11の安値をつけました。しかし、その後発表された米2QGDP確報値が市場の下方修正予想に対して、変わらずの結果となり、8月耐久財受注や新規失業保険申請件数も予想比改善されると、米長期金利が急反発。ドル円も欧州序盤の高値をわずかに上回る145.21まで反発しましたが、その後は144円台後半でのもみあいに転じ、144.81レベルでアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、21日線、基準線等を上放れ、ドル買い地合いが強まっています。
本日は午後に自民党総裁選が予定されており、15時ごろまでには大勢が判明する模様ですが、昨晩麻生副総裁が高市氏支持を表明するとの報道があったあたりから、「アベノミクスに考え方の近い高市氏勝利→円安」との見方が急速に強まっており、結果が注目されます。また、海外時間にはFRBの注目する8月コアPCEデフレーターの発表が予定されており、こちらは前年比で前回よりやや上昇予想となっています。米経済に関しては、市場の関心は物価から雇用状況にシフトしつつあるとはされているものの、予想外の数字が出た場合にはやはり波乱含みです。

ドル円145円台を回復、上値試しは一服か (9/27午前)

ドル円日足

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