ドル円一時143円割れ、米指標悪化で景気先行き懸念広がる (9/25午前)

25日午前の東京市場でドル円は続落後に小幅反発。

ドル円一時143円割れ、米指標悪化で景気先行き懸念広がる (9/25午前)

ドル円一時143円割れ、米指標悪化で景気先行き懸念広がる

25日午前の東京市場でドル円は続落後に小幅反発。朝方、143.23レベルで取引の始まったドル円は、昨晩海外市場で一方向に下げた流れを受け、早朝は下値を試す動きとなり、143円を何度か割り込みました。しかし、時間外の米長期金利が若干持ち直したこと等に142.91を底値に反発。143.49まで買い戻されて、東京時間正午現在は143.33での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が上昇して引けた流れを受け買いが先行。ただ、その後は利食い売りや円高進行を嫌気しての売りも出て、前日終値を挟んでもみ合う展開に。情報技術系銘柄、商社株等が買われる一方で、金融、精密機械等は売られました。昼にかけては円高が若干和らいだことで持ち直し、127円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、発表された消費者信頼感等の米指標が軒並み悪く、米景気先行き懸念に米長期金利が低下。ドル円は欧州序盤の高値144.68からほぼ一方向に下落して、143.22でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨晩から今朝にかけ一旦割り込んだ、基準線(143.40レベル)、21日線(143.34付近を横ばい推移)に再び絡んでの動きとなっています。この水準は直近高値147.21(9/3)から9/16安値139.58までの下落の半値戻し(143.40)ともほぼ一致。上下ともに積極的な動意は感じられず、引き続き次の材料待ちの様相です。

ドル円一時143円割れ、米指標悪化で景気先行き懸念広がる

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