ドル円、143円台前半で小康状態 (9/10午前)

10日午前の東京市場でドル円は堅調推移。

ドル円、143円台前半で小康状態 (9/10午前)

ドル円、143円台前半で小康状態

10日午前の東京市場でドル円は堅調推移。朝方、143.18レベルで取引の始まったドル円は、序盤142.86まで反落する場面もありましたが、持ち直し、143円台を回復。もみ合いながらも143.55の高値をつけた後やや緩み、東京時間正午現在は143.39での取引です。

日経平均株価は方向感に欠ける動き。序盤は前日終値を挟んでのもみ合いとなりましたが、その後は米国株の反発を受けて上昇に転じ、上げ幅は一時300円を超えました。しかし買い一巡後は利食い売りに圧され、再び前日比マイナス圏に転じ、やや戻して28円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、先週末の雇用統計のまちまちな内容(非農業部門雇用者数が予想に届かなかった一方で、失業率は改善、平均時給伸び率も上昇)への消化不良が継続。米国経済がソフトランディングするのか景気後退に陥るのかの判断を各市場が逡巡する形で、方向感に欠ける動きとなりました。米株式市場が過度の悲観を修正する上昇となったのに対し、米長期金利は低下、ドル円は東京早朝の142円割れから米国序盤にかけ143.80までほぼ一方向に上昇した後、米国時間は米長期金利と歩調を合わせる形で142.66まで下げる乱高下となり、やや戻して143.17で終了しています。

テクニカルにはドル円は、金曜日の安値141.78が8/5安値141.70に届かず、同水準が底値として意識される一方で、転換線、21日移動平均線、基準線等が上方から低下して上値を抑える、頭の重い展開となっています。三角持ち合いの形状も、先週後半の下落で、145円台半ばを中心としたものから、141.70を底辺としたものに変化しており、下値を試す機会はまだありそうです。

ドル円、143円台前半で小康状態

ドル円日足

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