ドル円、147円台前半で底堅い動き (8/15午前)

15日午前の東京市場でドル円は堅調推移。

ドル円、147円台前半で底堅い動き (8/15午前)

ドル円、147円台前半で底堅い動き

15日午前の東京市場でドル円は堅調推移。朝方147.33レベルで取引の始まったドル円は、序盤もみ合った後は、時間外の米長期金利の動向をほぼなぞる形で上値試しとなりました。米株先物の堅調もあって、11時前には一時147.61の高値をつけ、東京時間正午現在は147.45での取引です。
今朝がた発表された、4-6月期の本邦GDPは年率+3.1%と2期ぶりのプラスとなりましたが、ドル円相場への影響は限定的でした。

日経平均株価は、昨晩米主要株価指数が、揃ってプラスとなったことを受け、買いが先行。エネルギー、金融等をはじめほぼ全業種でプラスとなり、366円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では前日発表のPPIに続き、米7月CPIについてもヘッドラインが事前予想を下回る等、米国のインフレ鈍化傾向が改めて確認されました。ただ、概ね想定内の結果であったことから、発表直後には米長期金利が上昇、ドル円も一時147.58まで反発しました。その後は146.50-147.50の広めのレンジで方向感を失い、147.32レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨日東京時間の岸田総裁総裁選不出馬表明後の下落で、連日の下値切り上げはストップしたものの、今のところ下げ基調に転じる様子は無く、小康状態が継続しています。8/5の141.70までの急落後の戻りも一段落し、ドル円は145-148.50レンジで一旦の落ち着きどころを見つけたようです。

今晩は米7月小売売上高の発表が予定されており、注目が集まります。ただ、昨晩のCPI発表後の相場つきを見る限り、9月に予想される米国の0.25%の利下げに、著しく障害となるような数値が発表されない限り、為替市場の影響は限られそうです。

ドル円、147円台前半で底堅い動き

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