ドル円147円台、米景気減速懸念も後退して、やや落ち着きを取り戻す (8/9午前)

9日午前の東京市場でドル円は147円台で方向感に欠ける動き。

ドル円147円台、米景気減速懸念も後退して、やや落ち着きを取り戻す (8/9午前)

ドル円147円台、米景気減速懸念も後退して、やや落ち着きを取り戻す

9日午前の東京市場でドル円は147円台での上下動。朝方147.23レベルで取引の始まったドル円は、序盤もみ合った後、時間外の米株先物の上昇等に8時台に147.82に急伸。しかし米株先物が上げ幅を縮め、時間外の米債権利回りが低下して始まると、147.03まで反落しました。その後は方向感を失って、東京時間正午現在は147.43での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で米主要株価指数が大幅に反発した流れを受け、買いが先行。ドル円が147円台を回復していることから輸出関連銘柄等にも買い戻しが入り、序盤の上げ幅は一時800円を超えました。その後は利食い売りも入り、一進一退の動きとなったものの基本は底堅く、549円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、発表された週間新規失業保険申請件数が、市場予想を下回り、ここ一年近くで最大の減少となったことから、労働市場の急速な冷え込みへの懸念が後退。これを受けて米長期金利、米株がともに急反発したため、146円近辺で推移していたドル円も、147.54まで急伸。その後は147円台前半でもみ合いとなり、147.28で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、8/5の141.70への急落以降は連日下値を切り上げる動きとなっており、徐々に底入れが鮮明化しています。今のところ148.46レベルの転換線がレジスタンスとなっており、現状、特段買い材料、売り材料ともにない中で、短期的には145-148.5レベルでのレンジ取引が想定されます。 

ドル円147円台、米景気減速懸念も後退して、やや落ち着きを取り戻す

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