3. ドル円154円近辺、主要国の金融政策決定会合控え様子見気分強い　(7/30午前)

ドル円154円近辺、主要国の金融政策決定会合控え様子見気分強い　(7/30午前)

30日午前の東京市場でドル円は154円を挟んでのもみ合い。

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ドル円154円近辺、主要国の金融政策決定会合控え様子見気分強い　(7/30午前)

ドル円154円近辺、主要国の金融政策決定会合控え様子見気分強い

30日午前の東京市場でドル円は154円を挟んでのもみ合い。朝方154.02レベルで取引の始まったドル円は、序盤もみ合った後、一旦下落に転じ154円割れを示現、9時過ぎには153.61まで売り込まれる場面がありました。しかし、時間外の米長期金利が上昇基調となるとドル円も154円台を回復。一時154.24の高値をつけ、東京時間正午現在は154.02での取引です。

日経平均株価は、欧米株式市場がまちまちの展開となる中で、売りが先行。昨日大幅に値を上げた反動もあり、その後も売り優勢の状況が続きました。不動産を除くほぼすべての業種で下げ、367円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、週半ばに日米英の金融政策決定会合を控え各市場とも様子見気分が強く、調整主体の方向感に欠ける動きとなりました。ドル円は欧州序盤の153円台前半から買い戻され、米国時間に154.20まで上値を伸ばしましたが、東京時間の高値154.35には届かず反落。終盤にかけては154円を挟んでの一進一退となり154.03レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、本日156.23レベルの90日線と、151.60レベルの200日線の間でもみ合う展開となっており、転換線が154.90レベルに上から接近しているものの、特に方向性を示す形状とはなっていません。

市場は明日午後の日銀政策決定会合の結果公表、および翌朝未明の米FOMCの結果待ち。その間も米経済指標の発表は続きますが、余程予想外の結果とならない限りは、現レンジでの取引が続きそうです。

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