ユーロ円 下値リスクが高い状態続く(24/7/30)

昨日の海外市場では、日欧金利差縮小観測による円買い、ユーロ売りがやや優勢となり、ユーロ/円は小幅下落して引けています。

ユーロ円 下値リスクが高い状態続く(24/7/30)

下値リスクが高い状態続く

昨日の海外市場では、日銀金融政策決定会合、FOMCを控えて様子見となりましたが、日欧金利差縮小観測による円買い、ユーロ売りがやや優勢となり、ユーロ/円は小幅下落して引けています。

下値リスクが高い状態続く

チャートを見ると直近の日足は、東京市場(9:00am)で前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上値を追い切れずに小陰線で終えています。単体では下げエネルギーの強いものではなく、下値抵抗も攻めきれずに下値を若干切り上げた位置で終えていますが、5手前の大陰線の実体内まで戻しておらず、また、上値を急角度で切り下げる流れにあり、下値リスクがより高い状態に変わりありません。
現状は165.80-90にある週足サポートを守って推移していますが、165円を割り込んで終えた場合は、新たな下げトレンド入りが確定的となり、160円方向への一段の下落リスクが生じます。
逆に169.10-20の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクがやや後退、170円台に乗せて終えれば短期トレンドが変化して、上値余地が拡がり易くなります。
上値抵抗は167.30-40,167.80-90,168.50-60に、下値抵抗は166.10-20,165.50-60,165.00-10にあります。

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