ドル円155円台半ばに反落、米長期金利低下に上値重い (6/6午前)

6日午前の東京市場でドル円は155円台に反落。

ドル円155円台半ばに反落、米長期金利低下に上値重い (6/6午前)

ドル円155円台半ばに反落、米長期金利低下に上値重い

6日午前の東京市場でドル円は155円台に反落。朝方156.11レベルで取引の始まったドル円は、始値を高値にほぼ一方向に下落。10時半ごろに安値155.37をつけた後やや戻し、東京時間正午現在は155.63での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が上昇し、ナスダック総合指数が終値ベースでの史上最高値を更新したこと等を受けて買いが先行。情報技術系銘柄が上昇を主導する形で、上げ幅は一時500円を超えました。その後は利益確定売りも入ってやや戻し、351円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、予想比不冴えのADP雇用統計、逆に予想を上回ったISMサービス業景況指数等まちまちの結果となった米指標に、ドル円は156円を挟んで上下に振れ、一時156.48まで上値を伸ばした後、156.11レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、21日移動平均線、転換線等を終値で回復できずに反落に転じており、一目均衡表の「雲」に再び沈んだ形です。
市場は、今晩のECB理事会、明日の米雇用統計を前に調整主体の動きとなっていますが、5月末に4.63%台に上昇した米10年債利回りが、昨晩一時4.27%台まで低下する等、米長期金利の低下傾向からドル円は上値の重さが目立ちます。

ドル円155円台半ばに反落、米長期金利低下に上値重い

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