日本株の上昇を想定(2016年12月9日)

東京前場のドル円は、

日本株の上昇を想定(2016年12月9日)

ドル円:12月9日のファンダメンタル分析

東京前場のドル円は、じり安の動きとなり113.13まで小緩んだものの依然として113円割れの買いが控えていることから反発、113円台前半から半ばでのもみあいを続けました。最大の注目材料となったECB理事会では来年3月に期限を迎えるQE自体は12月まで延長されたものの、債券購入金額が600億ユーロへと減額されたことからテーパリングと取られユーロが急騰し1.0874レベルの高値をつけました。

ドル円:12月9日のテクニカル分析

ユーロドルは、最初の反応はテーパリングのイメージからユーロ買いとなりましたが、ドラギ総裁は会見でハト派的なスタンスを示したことから一転反落する荒っぽい理事会通過となりました。そうは言ってもこれまでの動きから1.08超えではいまだ戻り売りが控えていますし、1.05台前半では根強い買いもいることから、当面はどちらに抜けるのかを見極めたいというのが参加者の本音でしょうか。ただ、ドラギ総裁の発言はあるものの債券購入金額が減少することから、実質的にはテーパリングと同じと考えざるを得ません。であるならば、長期的なユーロドルの下げを見込むポジションは減ってくる可能性を考えておく必要もあるでしょう。本日は、1.0580レベルをサポートに、1.0670レベルをレジスタンスとします。

ユーロ円は、ユーロドルの上昇後の急反落から123円台前半まで買われた後に121円割れと荒っぽい展開となりました。今後はドル円の底堅さとユーロドルに対する実質的なテーパリング効果から、中期的には買いが出てくる可能性が高いと考えています。本日は120.90レベルをサポートに、121.70レベルをレジスタンスとする流れでしょう。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る