ドル円 テクニカル週報(2024年4月第2週)

直近の日足は実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。

ドル円 テクニカル週報(2024年4月第2週)

上値トライの動きが継続。150円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯。

ドル円日足

ドル円日足

直近の日足は実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。151.80-90の日足の上値抵抗を実体ベースで上抜け切れておらず、狭いレンジ内での揉み合いに留まっていますが、値動きの収縮が進んでおり、近々に一方向へ抜け出す可能性が高いと見ています。
151.80超えで終えれば一段のドル上昇へ。逆に151円台を割り込んで終えた場合は150円台の足元を固め直す動きへ。さらに149円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化してドルの下落余地が一段と拡がり易くなります。
日足の上値抵抗は151.80-90、152.30-40,153.10-20,154.00-10に、下値抵抗は151.00-10,150.00-10,149.20-30にあります。
21日、120日、200日移動平均線は、150.28,148.17,147.07に位置しており、短・中期トレンドは“ドル強気”の流れにあります。

ドル円週足(移動平均線 赤:31週、青:62週)

ドル円週足(移動平均線 赤:31週、青:62週)

一方直近の週足は値幅の小さい陽線引けとなり、方向性を示せずに越週しましたが、3手前の陽線が新たな上昇トレンド形成の流れに入った可能性を示唆しており、2週間の揉み合いを経て一段の上昇に繋がる可能性が高いと見られます。但し、150円台を維持できずに越週した場合は“ニュートラル”な状態に戻して下値余地が若干拡がり易くなります。149円台を割り込んで越週した場合は、調整下げ局面入りの可能性が高くなります。この場合は148円台の抵抗を切り崩しつつ144〜145円台までの下落余地を見て置く必要があります。
今週の週足ベースで見た上値抵抗は151.50-60,152.50-60,154.00-10に、下値抵抗は150.00-10,149.00±10銭、147.80-90にあります。31週、62週移動平均線は148.19と143.17に位置しており、中期トレンドをサポート中です。可能性が低い状態ですが、143円を割り込んで越週した場合は中期トレンドが変化します。

上値は151.80-90に軽い抵抗が、151.90-00にやや強い抵抗が出来ていますが、これを上抜ければ上値余地が拡がり易くなり、152.20-30,152.50-60,152.80-90,153.10-20,153.60-70,154.00-10,154.60-70にある強い抵抗をどこまでクリアできるかトライする動きへ。
下値は、151.30-40,151.00±10銭にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されますが、150.80-90,150.50-60,150.00-10の抵抗を全て切り崩して150円台を割り込んで終えた場合は、日足の形状が悪化して下値余地リスクが点灯、さらに149円も割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化して調整下げ局面入りの可能性が高くなり147〜148円台の抵抗を切り崩す動きへ。さらに146.40-50の日足の抵抗も割り込んで終えた場合は144〜145円方向への一段のドル下落に繋がり易くなります。

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