ドル円151円台後半、高値圏で動意に欠ける動き (4/2午前)

2日午前の東京市場でドル円は再び高値圏でのもみ合い。

ドル円151円台後半、高値圏で動意に欠ける動き (4/2午前)

ドル円151円台後半、高値圏で動意に欠ける動き

2日午前の東京市場でドル円は再び高値圏でのもみ合い。朝方151.65レベルで取引の始まったドル円は、午前中151.51-79の狭いレンジで方向感に欠ける動きとなり、東京時間正午現在は151.68で取引されています。

日経平均株価は、前日500円超下げた反動で、買い戻しの動きが先行。上げ幅は一時300円を超え4万円台を回復しましたが、買いは続かず失速。再び4万円を割り込んで、50円高の39,853.20円で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、イースター休暇期間中の欧米主要市場の参加者が少ない中で、発表された米3月ISM製造業景況感指数が市場予想を上回る好転となり、好悪の節目となる50も超えたことから、米長期金利が上昇。米10年債利回りは、米国序盤の4.20%台から、一時4.33%まで急上昇しました。ドル円も151.30台から151.77まで急伸しましたが、151円台後半での介入警戒感は根強く、小幅反落して151.65で取引を終えています。

テクニカルにはドル円は、151円台での横ばいが継続。
昨晩の米長期金利の動きなどを踏まえると、潜在的にはもう少しドルが買われても不思議はない状況ですが、引き続き日本の当局の介入警戒感がドル円の頭を抑えています。しかし、151円台に入って11営業日が経過しつつあり、すでに「急激な変動」とは言いにくい相場つき。しばらくは米指標に一喜一憂しつつ横ばいが続いたとしても、週末の米雇用統計が強く出た場合には、「ファンダメンタルズを反映しての新たな円安水準」を目指す可能性も否定できません。
とりあえず今晩のところは、イースター休暇明け&四半期明けの欧米勢の出方を要注視です。

ドル円151円台後半、高値圏で動意に欠ける動き

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