ドル円、150円台前半での横ばい続く、今晩薄い市場での米PCEコア発表要警戒 (3/29午前)

29日午前の東京市場でドル円は、150円台前半の狭いレンジでの取引に終始。

ドル円、150円台前半での横ばい続く、今晩薄い市場での米PCEコア発表要警戒 (3/29午前)

150円台前半での横ばい続く、今晩薄い市場での米PCEコア発表要警戒

29日午前の東京市場でドル円は、150円台前半の狭いレンジでの取引に終始。朝方、151.38レベルで取引の始まったドル円は、序盤じり高推移となり151.50までじり高推移しましたが、期末の実需と思われるドル売りに仲値公表前に151.20まで急落。その後は方向感を失い、東京時間正午現在は151.30で取引されています。

尚、朝方発表された、3月の東京都区部消費者物価指数は、ヘッドラインが予想外に低下せずに+2.6%を維持、コア・コアコアは、いずれも予想通り鈍化傾向となりました。また、失業率が+2.6%に上昇しています。ただ、これらの数値の為替市場への影響は限定的でした。
尚、本日も鈴木財務大臣が国会の質疑で、最近の円安について「ファンダメンタルズに沿っていない」「投機的な動きが背景にあると思う」等発言しています。

日経平均株価は、昨日大きく下げた反動や、米市場でNYダウ、S&P500指数が続伸したこと等を受け、序盤から買い戻しが優勢となりました。買い一巡後はもみ合うも、その後さらに上昇が続き、ほぼ全業種で上げて、298円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、まちまちの米経済指標の結果に、米長期金利が上下に振れる中、ドル円は今晩に米2月PCEコア価格指数の発表を控え、151.15-50のレンジ取引が継続し、151.38で取引を終えています。

テクニカルにはドル円は、昨日と変わらず。151円台の高値圏での持ち合い相場が継続しています。

今晩はGood Fridayで欧米主要市場が休場。市場参加者が減少する中で、FRBが最も重視する指標の一つ、2月の米PCEコアデフレーターの発表が予定されており、結果次第では薄い市場の中で為替市場がボラタイルな動きを見せる可能性があり、注意が必要です。 

150円台前半での横ばい続く、今晩薄い市場での米PCEコア発表要警戒

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