ドル円147円台前半、高値圏でのもみ合い (1/17午前)

17日午前の東京市場でドル円は高値圏でのもみ合い。

ドル円147円台前半、高値圏でのもみ合い (1/17午前)

ドル円147円台前半、高値圏でのもみ合い

17日午前の東京市場でドル円は高値圏でのもみ合い。朝方147.25レベルで取引が始まったドル円は、日経平均の大幅反発や昨晩の米金利上昇の流れを受けて、午前9時台には147.49まで上値を伸ばしました。その後、日経平均の上げ幅縮小や、米金利が伸び悩みを見せたことなどから下げに転じましたが、下値は堅く、東京時間正午現在は147.26レベルで取引されています。

日経平均午前は、円安・ドル高進行の流れを受けて、輸出関連株を中心に幅広い銘柄に買いが先行し、反発してスタート。一時上げ幅は600円超となり、3万6,000円台に乗せる場面も見られましたが、その後は利益確定の売りも出て伸び悩み、191円高で午前の取引を終えました。

昨晩の海外市場では、ウォラーFRB理事による早期の大幅な利下げ観測をけん制する発言などを受けて、米金利が上昇。日米金利差の拡大からドル円は一段高となり、米国時間午後には147.32まで急伸しました。引けにかけて小幅に反落したものの下げ幅は限られ、147.25レベルで東京時間につなぎました。

本日この後は、注目度の高い米12月の小売売上高や鉱工業生産などの重要な経済指標に加えて、FRB高官の講演なども予定されており、ボラティリティ急拡大リスクに要警戒となりそうです。

ドル円147円台前半、高値圏でのもみ合い

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