ドル円145円台半ば、米CPI発表前で調整主体の動き
11日午前の東京市場でドル円は小幅に反落。朝方145.78レベルで取引の始まったドル円は、9時前に145.81まで上昇したものの、上げは続かず失速。一時145.33まで値を下げた後、東京時間正午現在は145.54で取引されています。今晩の米12月消費者物価指数の発表を前に調整主体の動きとなっています。
日経平均株価は、昨晩米主要株価指数が揃って上げたことを受け、買いが先行。半導体関連銘柄が引き続き買われた他、145円台の円安を受けて輸出関連株等も上げを主導して、ほぼ全面高となり、3万5千円を突破してバブル崩壊後の最高値を更新しています。午前の終値は668円高の35,110.52円でした。
昨晩海外市場では、日米株価の堅調にリスク選好の円売りが強まり、また、米長期金利も上昇傾向となったことから、ドル円は米国時間にかけて一時145.83まで上値を伸ばす動きとなりました。その後はやや戻したものの底堅く、145.70付近で取引を終えています。
テクニカルにはドル円は、引き続き143円台半ば以下に基準線、200日移動平均線、転換線、21日移動平均線などが控え、底堅い動きが続いています。一方で一目均衡表の「雲」下限が146.25まで低下してきており、この後もじりじりと値を下げてくるため上値が重くなってくる可能性があります。
ドル円5分足
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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