ドル円145円台後半に反落、米CPI、FOMC待ち
12日午前の東京市場でドル円は横ばい後に反落。朝方146.20レベルで取引の始まったドル円は、序盤横ばい推移した後、仲値公表を挟んで145.54まで下落。その後はもみ合いとなり、東京時間正午現在は145.80で取引されています。
日経平均株価は、昨晩米主要株価指数が揃って上昇した動きを受け買いが先行。円高の巻き戻しで電機・機械株等が買われ、一時33,000円台を回復しました。その後はやや売り戻され、191円高の32,983.37円で午前の取引を終了しています。
昨晩海外市場では、FOMCを前にしたポジション調整等で、米10年債利回りが一時4.28%台まで上昇。ドル円も米国時間に146.59まで上昇する場面がありました。その後10年債利回りが4.23%台まで低下するとドル円も上げ幅を削り、146.16で取引を終えています。
テクニカルにはドル円は、200日移動平均線をサポートに、146.81レベルの基準線をレジスタンスとしてのもみあいに転じつつあります。141円台への急落後の反発も一段落して、イベント待ちの様相です。ただ、現状のスポットレベルで推移すると、本日148円付近で21日移動平均線が90日移動平均線をデッドクロスする見込みであり、ややドル売り地合いが強まる可能性があります。
市場は、今晩の米11月消費者物価指数、明後日未明に結果が発表されるFOMCの結果公表を前に調整主体の動きとなっており、午後は一層様子見気分が強まりそうです。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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