ドル円、147円台前半で底堅い動き (12/6午前)

6日午前の東京市場でドル円は堅調推移。

ドル円、147円台前半で底堅い動き (12/6午前)

ドル円、147円台前半で底堅い動き

6日午前の東京市場でドル円は堅調推移。朝方147.20レベルで取引の始まったドル円は、時間外の米長期金利や米株先物が反発基調を見せた事等でドル買いが優勢となり、徐々に下値を切り上げる展開となりました。昼前には147.40に達したものの米長期金利が反発一服となり小幅に戻し、東京時間正午現在は147.35で取引されています。

日経平均株価は、昨晩米市場でナスダック総合指数がプラスで終了したことから、前日売られた半導体等情報技術系銘柄を中心に序盤より買いが優勢となりました。その後も不動産はじめほぼ全業種で買い戻しが入り、円高一服もあってほぼ全面高の様相となり、昨日の下げ分を取り戻す563円の大幅高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、同時に発表された、10月JOLTS雇用動態調査と米11月ISM非製造業指数が、強弱まちまちの結果(雇用数は予想以上に減少、ISM指数は予想上回る伸び)となりました。ドル円は直後に147円近辺から146.56まで急落したものの、その後は急速に戻し、終盤にかけて逆に147.39まで上値を伸ばす荒い展開となりました。一方で米長期金利は指標発表後も低下を続け、米10年債利回りはアジア時間の水準から約0.1%低い4.16%付近まで下げました。ドル円も終盤は147.15付近まで小幅に反落して取引を終えています。

テクニカルにはドル円は、一目均衡表の「雲」の下での推移が続いていますが、昨日は下値を切り上げ、円高に一服感も出ています。ただし、一目均衡表の「雲」下限の148.08付近に90日線(本日148.07レベル)、転換線(同147.97)が集中しており、148円前後が強いレジスタンスとなりそうです。一方下方向は、2023年3月起点の中期サポートラインが本日は146.78付近にあり、今週末にかけ146.95付近に上昇してきて当面のサポートとなりそうです。ただ、このラインをクリアに下方ブレイクした場合、一段安の可能性が出てくるため要注意です。

ドル円、147円台前半で底堅い動き

ドル円日足

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