ドル円軟調推移、一時147円台に下落
28日午前の東京市場でドル円は下値試し。朝方148.62レベルで取引の始まったドル円は、序盤148.70まで上げた後、7時台からほぼ一方向で下落。148円ちょうどを前に一旦148.35まで小戻ししたものの、再度下落し、11時台には11/22安値148.02を割り込んで一時147.98の安値をつけ、東京時間正午現在は148.07で取引されています。
日経平均株価は、序盤買いが先行したものの早々に前日比マイナス圏に転落。円高進行が嫌気され、自動車、電機等が売りを主導しました。下げ幅は一時100円を超えましたがやや戻し、77円安で午前の取引を終了しています。
昨晩海外市場では米10月新築住宅販売件数、ダラス連銀製造業活動指数の不冴え等に米長期金利が低下。ドル円は欧州序盤に149.33まで小戻しした後米国終盤にかけ一時148.55まで下落しました。その後も戻りは鈍く、148.70付近で取引を終えています。
テクニカルにはドル円は、昨日の下落で再び一目均衡表の「雲」の中に入り、ドル買い地合いが後退しています。サポートは本日147.70付近を上昇中の90日移動平均線、レジスタンスは昨日割り込んだ「雲」上限の149.10。俄かにドル売りが強まる中で、本日終値時点での位置関係に注目です。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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