ドル円148円台前半、円高一服で小動き (11/22午前)

22日午前の東京市場でドル円は148円台前半で方向感に欠ける動き。

ドル円148円台前半、円高一服で小動き (11/22午前)

ドル円148円台前半、円高一服で小動き

22日午前の東京市場でドル円は148円台前半で方向感に欠ける動き。朝方148.40レベルで取引の始まったドル円は、序盤に軟化し、148.02まで急落。その後は時間外の米長期金利が反発するにともない値を戻し、148.30近辺を中心としたもみ合いに転じました。東京時間正午現在は148.20レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩米主要株価指数が軒並み下落したことから売りが先行、一時150円以上のマイナスとなりました。しかし、円高進行が一服したことで、昨日大きく売られた輸出関連株等に買い戻しが入り、前日比プラス圏を回復。そのまま上昇が続き、205円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、欧州序盤に147.15の安値をつけた後は、米長期金利の反発にドルの買い戻しが優勢となりました。未明に発表されたFOMC議事要旨は10月CPI、PPI発表前の話であり、かつ内容的にも「今後のデータ次第」と新味のない内容でしたが、発表にかけ米長期金利がポジション調整的に上昇したこともあり、ドル円も4時過ぎに148.60まで反発しましたが、その後は落ち着き148円台前半で取引を終了しています。

テクニカルにはドル円は、一昨日からの急落で一目均衡表の「雲」の中での推移となっており、昨日は一時90日移動平均線(本日147.35付近を上昇中)を下抜けましたが、長い下ひげを残す形となりました。一方で買い戻しも一目均衡表の「雲」上限(本日148.82)で止まり、当面の新しい上下レンジをイメージさせる動きとなりました。明日は日米ともに休場となるため、今晩は米指標をにらみつつも調整主体の動きとなることが予想されますが、明日は祝日の薄い市場での思わぬ値動きに注意が必要です。

ドル円148円台前半、円高一服で小動き

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