急ピッチなトランプ相場調整も(2016年11月22日)

週明けの東京市場でもこれまでのドル高の流れは継続しましたが、

急ピッチなトランプ相場調整も(2016年11月22日)

ドル円:11月22日のファンダメンタル分析

週明けの東京市場でもこれまでのドル高の流れは継続しましたが、111円台では既に大統領選開票日の安値から10円ものドル高円安水準ということもあり、短期筋の売りも出てNY市場まで111円台前半と110円台半ばとの往復となっていました。NY後場に日中高値を更新し111.36レベルを示現したものの引け間際に起きた福島沖地震を警戒し、急速に値を下げ一時110.46レベルと日中安値も更新する動きとなりました。その後は落ち着きを取り戻しましたが、新高値からの急反落を見たことで、上値の重たい地合いでの引けとなりました。

ドル円:11月22日のテクニカル分析

ドル円は、111円台に乗せると反落する動きを繰り返しましたが、最終的には引け間際の地震による下げで短期筋の利食い、あるいはコストの良くない買いの投げを誘発した様子で、その後も上値の重たい展開となっています。明日は東京市場が休場、明後日はNY市場が休場とポジションを減らすタイミングにも重なっていて、昨日の111円台は目先の高値となった可能性が強いと考えます。しかしドル高トレンド自体には変化は無いため、110円の大台近いところでは買いも出て来ると考えられ、本日は110円台半ばをニュートラルに110.10レベルをサポートに、110.90レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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