ドル円150円台半ばでの取引、150円台後半では上値の重さも(11/8午前)

8日午前の東京市場でドル円は150円台でのもみ合い。

ドル円150円台半ばでの取引、150円台後半では上値の重さも(11/8午前)

ドル円150円台半ばでの取引、150円台後半では上値の重さも

8日午前の東京市場でドル円は150円台でのもみ合い。朝方150.44レベルで取引の始まったドル円は、序盤は150.30台中心の小動きとなりました。その後、実需とみられるドル買いに仲値公表にかけ高値150.61まで上昇しましたが、仲値決定後は反落し、東京時間正午現在は150.49レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩米主要株価指数が上昇を継続したことから買いが先行、上げ幅は一時200円を超えました。しかし、前日原油先物相場が大幅に下落したことからエネルギー関連株等が売られて地合いが悪化。他の業種でも利益確定売りが幅広く出回り、一時前日比マイナス圏に沈むも持ち直し、結局57円の小幅高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では序盤の米長期金利の反発や、米株価の堅調推移に米国時間にかけてドル円は150.69まで上昇しました。その後は株価の伸び悩みや米長期金利の急反落に上値を抑えられたものの、一部のFRB関係者から金融引き締め終了観測を疑問視する発言も出て底堅く、150.36レベルで取引を終えています。

テクニカルにはドル円は、昨日149.90レベルの21日移動平均線でしっかりサポートされ、本日も上放れての推移。150.26レベルの転換線もクリアし、ドル買い地合いが強まっています。
ただ、150円台後半では、介入警戒感もあって上値は重くなってきており、151円台に乗せるには新たな材料が必要です。 

ドル円150円台半ばでの取引、150円台後半では上値の重さも

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