ドル円151円台前半、神田財務官発言で小幅に反落 (11/1午前)

1日午前の東京市場でドル円は、小幅反落。

ドル円151円台前半、神田財務官発言で小幅に反落 (11/1午前)

ドル円151円台前半、神田財務官発言で小幅に反落

1日午前の東京市場でドル円は、小幅反落。朝方151.67レベルで取引の始まったドル円は、早朝財務省の神田財務官が円安について、過度な変動への懸念と、行動への準備状況が「スタンバイ」であることを記者団の質問に答えたと伝わると、頭を抑えられた形で徐々に軟化。一時151.17の安値をつけるも、米長期金利の高止まりを背景に戻りは鈍く、東京時間正午現在は151.21レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩の欧米株の堅調推移と円安進行を好感して買いが先行。自動車、商社等の株が買われ上げ幅は一時700円を超えました。その後は利食い売りも出てもみ合うも、下値は限られ、616円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、日銀の生煮え感の残るYCC柔軟化と、大規模金融緩和策の継続宣言、米3Qの雇用コスト指数の予想外の伸びに、米国終盤にかけて151.71まで上昇。そのまま高値圏で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨日来の急上昇で、21日線はじめ主要テクニカルポイントを上放れ、年初来高値を更新。昨年10/21の高値151.95を射程内におさめています。
市場は明日未明のFOMC結果公表とパウエル議長の会見待ち。
さすがにFOMC直前のこのタイミングで日本政府が為替介入することは考えにくく、今回無風が見込まれるFOMC後に何らかのサプライズでドル円が急伸したタイミングや、週末の米雇用統計後にドル円の急伸があった場合に介入リスクが高まるものと思われ、今晩以降は波乱含みです。

ドル円151円台前半、神田財務官発言で小幅に反落

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る