ドル円、150円手前で膠着商状 (10/25午前)

25日午前の東京市場でドル円は、高値圏で狭いレンジでの取引。

ドル円、150円手前で膠着商状 (10/25午前)

ドル円、150円手前で膠着商状

25日午前の東京市場でドル円は、高値圏の狭いレンジでの取引。
朝方、149.91レベルで取引の始まったドル円は、昨晩のPMI等の指標で改めて米経済の力強さを確認したことから、ドル買いが強まる一方で、150円以上での高値警戒感も根強く、午前中149.80-92のわずか12銭レンジで膠着。東京時間正午現在は、149.81レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩5営業日ぶりにNYダウが反発に転じた流れを受け、買いが先行。ほぼ全業種で買われ、404円の大幅高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、欧州序盤にかけて米長期金利が低下、ドル円は下値探りの様相となり一時149.32まで下落しました。しかし、その後米長期金利が反発したことで値を戻し、更に米10月製造業・サービス業PMI速報値が事前予想を上回ると、一段とドル買いが強まり、一時149.92の高値をつけた後、そのまま高値圏の149.91レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨晩一時21日移動平均線を割り込んだもののすぐに回復。本日は149.44レベルを上昇中の同線と150円との間での推移が続いています。来週の日銀政策決定会合、FOMCを控えて次第に様子見気分も強まる中、しばらくはこの水準での取引が継続しそうです。

ドル円、150円手前で膠着商状

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