ドル円149円台後半、高値圏での膠着続く (10/18午前)

18日午前の東京市場でドル円は、もみ合い後に小幅反落。

ドル円149円台後半、高値圏での膠着続く (10/18午前)

ドル円149円台後半、高値圏での膠着続く

18日午前の東京市場でドル円は、もみ合い後に小幅反落。朝方149.82レベルで取引の始まったドル円は、序盤揉みあった後10:30以降買いの勢いを失い、反落に転じています。東京時間正午過ぎには一時149.50を割り込んでいます。

日経平均株価は、業種によりまちまちの動きとなりました。金融、エネルギー等が買われたものの、前日米長期金利が上昇したことが全般的には重石となり、一時100円超売られた後、66円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、欧州序盤にブルームバーグが報じた、今月末の日銀政策決定会合と同時に発表される展望リポートで、23年度と24年度のコアCPIが上方修正されるとの観測報道に、ドル円は148.88まで急落しました。しかし、短時間で149円台に戻すと、その後発表された米9月小売売上高、鉱工業生産、設備稼働率がいずれも予想を上回り、米長期金利の上昇を伴って、ドル円は一時149.85まで上昇。介入警戒感もあり、結局150円台には乗せずじまいでしたが、そのまま高値圏で東京時間を迎えています。

テクニカルにはドル円は、引き続き150円と本日149.10レベルを上昇中の21日移動平均線に挟まれての三角持ち合いの様相。昨夕上記の日銀観測報道での急落時に、一旦21日線を割り込んだものの短時間で回復。一方で昨日の米長期金利上昇でも150円に乗せられないなど、膠着感が強まっています。米10年債利回りが今年最高値圏に差し掛かっている中、溜まっているマグマは明らかに上方向ですが、日本政府の為替介入、日銀の緩和策解除に向けての動きも無視できず、上下どちらに抜けてゆくことになるのか注目です。 

ドル円149円台後半、高値圏での膠着続く

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