ドル円149円台仲間でのもみ合い続く (10/17午前)

17日午前の東京市場でドル円は149円台半ばで膠着状態。

ドル円149円台仲間でのもみ合い続く (10/17午前)

ドル円149円台仲間でのもみ合い続く

17日午前の東京市場でドル円は149円台半ばで膠着状態。
朝方、149.51レベルで取引の始まったドル円は、序盤に149.62までじり高推移したものの、仲値公表にかけ実需とみられるドル売りに149.48まで急反落。その後は149.50台でのもみあいとなり、東京時間正午現在は149.54レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が上昇したことを受けて買いが先行。前日まで大きく下げたことの反動もあり、上げ幅は一時600円を超えました。しかし部品調達先の爆発事故で国内6つの工場での生産ラインが停止していると報じられたトヨタが、上げ幅を削ったこと等で伸び悩み、285円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場でも、新規材料難の中、ドル円は、先の見えない中東での地政学リスクと介入警戒感の綱引きとなり、147円台半ばを挟んで方向感に欠ける動きが続きました。

テクニカルにはドル円は、引き続き主要テクニカルポイントの上で推移。ドル買い意欲は衰えていませんが、150円以上の重さも水際立ってきており、先の読みにくい状況です。21日移動平均線が149円レベルまで上昇してきており、割り込むとダブルトップ形状ともなりかねない点にも注意が必要です。

ドル円149円台仲間でのもみ合い続く

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