ドル円149円台半ば、上昇一服し上値の重い展開 (9/28午前)

28日午前の東京市場でドル円は149円台半ばで、昨晩の円売り・ドル買いの流れは一服。

ドル円149円台半ば、上昇一服し上値の重い展開 (9/28午前)

ドル円149円台半ば、上昇一服し上値の重い展開

28日午前の東京市場でドル円は149円台半ばで、昨晩のドル買い・円売りの流れは一服。朝方149.64レベルで取引が始まったドル円はじりじりと値を下げ、東京時間正午現在は149.43レベルで取引されています。引き続き日米金融政策の格差は意識される一方で、節目の150円台を目前に、政府・日銀による為替介入に対する警戒感も高く、上値の重い展開となりました。

日経平均午前は、9月末の配当権利落ちが下押し要因となり、反落して始まりました。前日のNYダウが下落したことも重荷となり、節目の3万2,000円を下回り、558円安で午前の取り引きを終えました。

昨晩の海外市場では、米金利の上昇で日米金融政策の格差が意識されたことなどから、ドル買い・円売りが優勢の展開。年初来高値を更新し、149.71レベルまで上値を伸ばし、昨年10月下旬以来の高値を記録しました。その後、小反落するも下値は堅く、149円台後半で東京時間につなぎました。

本日この後は、米4-6月期GDP統計確報値や米新規失業保険申請件数などの発表が予定されていますが、これらの米経済指標が市場予想を上回るなどした場合、心理的節目の150.00を一気に突破する可能性も指摘されています。

ドル円149円台半ば、上昇一服し上値の重い展開

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