ドル円145円台に反落、植田日銀総裁官邸入り報道で (8/22午前)

22日午前の東京市場でドル円は高値更新に至らず反落。

ドル円145円台に反落、植田日銀総裁官邸入り報道で (8/22午前)

ドル円145円台に反落、植田日銀総裁官邸入り報道で

22日午前の東京市場でドル円は高値更新に至らず反落。朝方、146.19レベルで取引の始まったドル円は、実需とみられるドル買いに、仲値決定にかけ買い上げられ、一時146.40と昨晩海外高値と面合わせしました。しかし、高寄りした時間外の米長期金利が反落に転じたことから急落。一時146円割れを示現した後、東京時間正午現在は146.05レベルで取引されています。尚、昼過ぎに共同通信が植田日銀総裁が岸田首相と会談のため午前中に官邸に入ったと報道、ドル円は一時145.85まで下押ししています。

日経平均株価は、昨晩米市場で情報技術系銘柄の多いナスダック総合指数が大幅に上昇した流れを受け、東京市場でも半導体関連銘柄等に買いが集まり、序盤から上昇。146円台への円安進行も好感され、上げ幅は一時300円を超えました。その後は利食い売りにやや圧され、210円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、ジャクソンホールで今週開催されるシンポジウムで、FRBのパウエル議長がタカ派的な政策姿勢を確認するとの思惑に、米長期金利の上昇が止まらず、米10年物利回りは一時4.35%台に上昇、ドル円も米国時間に146.40まで一時値を上げました。

テクニカルにはドル円は、引き続き主要テクニカルポイントの上での推移が継続、強いドル買い地合いが継続していますが、急激な上昇が一服し、横ばい推移に転じています。

市場の関心が集まる25日のジャクソンホールでのパウエル議長の講演を前に米10年債利回りは本日午前に一時4.36%台に上昇。講演でのタカ派姿勢を織り込んでのポジション調整が一段と進められている形ですが、ここまで一方向で上昇してきているため、講演内容や、事前のポジション再調整による急反落のリスクもあり、注意が必要です。

ドル円145円台に反落、植田日銀総裁官邸入り報道で

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