ドル円146円台、米長期金利の続伸受け一時年初来高値を更新 (8/17午前)

17日午前の東京市場でドル円は続伸後小幅反落。

ドル円146円台、米長期金利の続伸受け一時年初来高値を更新 (8/17午前)

ドル円146円台、米長期金利の続伸受け一時年初来高値を更新

17日午前の東京市場でドル円は続伸後小幅反落。朝方146.36レベルで取引の始まったドル円は、時間外の米長期債利回りが一段と上昇したことで上値試しとなり、9時台に146.56の高値をつけ、年初来高値を更新した後、東京時間正午現在は146.42レベルで取引されています。尚、午前中米10年債利回りは一時4.29%台まで上昇しています。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が大きく下げた流れを受けて売りが先行。下げ幅は一時400円を超えました。その後は買い戻しも入り下げ幅を縮小しましたが、ほぼ全業種で下げ、287円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では未明の前回7月FOMC議事要旨公開を前に米長期金利が上昇、ドル円は深夜2時台に146円に乗せました。その後発表された議事要旨がややタカ派的な内容であったことから、発表後もそのまま米金利の上昇は続き、ドル円も146.40まで上げた後、146.35レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨日からの上昇で当面のターゲットと目されていた、昨年10月高値151.95から今年1月安値127.23までの下落の76.4%戻し146.11を上抜けて、強いドル買い地合いとなっています。目先昨年高値151.95までレジスタンスらしいレジスタンスは見当たらない状況です。

市場の米金利の先々の上昇期待が従前と比べ、大きく変化したとも思えない中でのドル金利上昇とドル高であり、やや解せない感じが残ります。米10年債利回りはドル円が151.95の高値をつけた昨年10月の高値4.33%に接近中。金利上昇を背景に他の通貨に対してもドル全面高の現状では、政府・日銀の市場介入もしづらいものと思われ、今後の対応が注目されます。

ドル円146円台、米長期金利の続伸受け一時年初来高値を更新

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