ドル円138円台、米6月CPI鈍化受けての下落は一服 (7/13午前)

13日午前の東京市場でドル円は安値圏でのもみ合い。

ドル円138円台、米6月CPI鈍化受けての下落は一服 (7/13午前)

ドル円138円台、米6月CPI鈍化受けての下落は一服

13日午前の東京市場でドル円は安値圏でのもみ合い。朝方138.50レベルで取引の始まったドル円は、新規材料難の中、138.08まで下げた後138.67まで切り返し、その後は動意を失い東京時間正午現在は138.52レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩発表の米CPIの鈍化を受け米主要株価指数が反発した流れを受け、買いが先行。一旦下押ししたものの、幅広い業種で買い戻しが入り、徐々に上げ幅を広げる展開となり、413円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では注目された米国の6月CPIがヘッドライン、コアともに事前予想を下回ったことで米長期金利が低下。ドル円も欧州序盤の139円台半ばから、米国時間にかけ一時138.16までほぼ一方向に下落。138円台半ばで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、約4ヶ月に亘って維持されてきた3月下旬からのサポートラインを割り込んでドル売り地合いに転じています。現在は一目均衡表の「雲」の上限(本日138.45)付近でいったん下げ止まっていますが、この水準を下抜けると、3月安値129.64からの上昇の半値戻し137.35や200日線(137.13)、90日線(137.06)のある137円台前半が次の下値目途となります。 

市場は本日の米6月PPIにも注目。通常はCPIほどのインパクトはありませんが、今回は数値が悪かった場合にドル円が下方向に反応しやすそうで、引き続き要警戒です。

ドル円138円台、米6月CPI鈍化受けての下落は一服

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