ドル円144円台前半、米株先物、日経平均の下落に上値重い (7/6午前)

6日午前の東京市場でドル円は軟調推移。

ドル円144円台前半、米株先物、日経平均の下落に上値重い (7/6午前)

ドル円144円台前半、米株先物、日経平均の下落に上値重い

6日午前の東京市場でドル円は軟調推移。朝方144.65レベルで取引の始まったドル円は、米株先物、日経平均がともに値を崩す中、リスク回避の動きに下落し、一時144.20まで下押ししています。その後一旦は反発するも144.44までで上値は重く、東京時間正午現在は144.25レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩、米金利の上昇や公表された前回FOMC議事要旨で参加者のタカ派姿勢が再確認されたことで、米主要株価指数が下落した流れを受けて売りが先行。その後はもみ合いとなるも戻りは鈍く、ほぼ全業種で下げて、405円の大幅安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、米5月製造業受注の不冴え等に、ドル円は米国序盤に144.08まで一時値を下げました。しかし、その後は米長期金利の上昇(米10年債は4%に接近)や、FOMC議事要旨での予想通りのタカ派的内容、ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁のタカ派発言等に144.70レベルに切り返し、そのまま高値圏で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、6月下旬に上抜けた3月下旬からの上昇チャネルの上限と145円に挟まれての三角持ち合いが収束しつつある状況が続いています。チャネル上限は本日144.30付近に位置していて、スポットが割り込みつつありますが、その下には転換線が144.00レベルに上昇してきており、サポート帯を形成しています。

ここまで144円台中心でのもみあいが5営業日ほど継続しており、そろそろ相場のエネルギーも蓄積されつつある状況。週末米雇用統計にかけドル円が144円割れ145円超えのどちらに抜けていくかが注目されます。

ドル円144円台前半、米株先物、日経平均の下落に上値重い

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