ドル円139円台半ば、イベント控え様子見気分強い (6/13午前)

13日午前の東京市場でドル円は139円台半ばでのもみ合い。

ドル円139円台半ば、イベント控え様子見気分強い (6/13午前)

ドル円139円台半ば、イベント控え様子見気分強い

13日午前の東京市場でドル円は139円台半ばでのもみ合い。朝方139.60レベルで取引の始まったドル円は、139.40-66レンジで上下動を繰り返し、東京時間正午現在は139.43レベルで取引されています。

日経平均株価は、米国の利上げサイクル終了が近いとの見方から、昨晩米市場で主要株価指数が上昇した流れを受け買いが先行。その後もほぼ一方向で上昇し、ザラ場ベースでの年初来高値を更新。512円の大幅高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、特段の新規材料のない中で、本日以降の重要イベント連続を前に、為替市場は調整主体の動きとなりました。ドル円は欧州時間の安値139.06から米国時間の高値139.76まで米長期金利の動きに追随して上下したものの、方向感に欠け、139.61レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、139円台で、21日移動平均線(本日139.20付近を上昇中)にサポートされ、転換線に絡んでの動きが継続中。基本的には138.50-140.50レンジで持ち合いの状況です。

市場は本日21:30の米5月CPIの発表待ち。事前予想ではヘッドラインで前月の前年比+4.9%から大幅鈍化の+4.1%、コア部分でも前月の+5.5%から+5.2%に鈍化の見込みです。これらの数字は、明後日未明に結果公表されるFOMCの議論に影響が大きいと考えられ、予想比上下にブレた場合には、各市場ともFRBの金融政策への思惑から、荒れ模様の動きとなることも予想され、注意が必要です。

ドル円139円台半ば、イベント控え様子見気分強い

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