3. ドル円138円台を軟調推移、米金利上昇一服で　(5/24午前)

ドル円138円台を軟調推移、米金利上昇一服で　(5/24午前)

24日午前の東京市場で、ドル円は138円台半ばでの小動き。

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ドル円138円台を軟調推移、米金利上昇一服で　(5/24午前)

ドル円138円台を軟調推移、米金利上昇一服で

24日午前の東京市場で、ドル円は138円台半ばでの小動き。朝方、138.59レベルで取引の始まったドル円は、9時頃に付けた138.64を高値に反落。日経平均の下落や、時間外の米長期金利の低下継続が重石となり、東京時間正午現在は138.40レベルで取引されています。

日経平均株価は、米景況感の悪化等に米主要株価指数が続落した流れを受けて売りが先行。このところ連日バブル後最高値を更新してきたことから、高値警戒感からの利益確定売りも出て、金融系、エネルギー系を除く幅広い業種でマイナスとなり、333円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、ドル円は欧州序盤に138.25まで反落するも底堅く、その後は米長期金利の急上昇、FRB高官のタカ派発言等に米国時間朝方にかけて、一時高値138.91まで急伸する動きとなりました。しかし、米5月製造業PMIの予想外の50.0割れやリッチモンド連銀製造業指数の予想外の悪化等に米長期金利が低下に転じ、ドル円も138円台を上下した後、138.58レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、引き続き200日移動平均線の上の位置をキープしています。3/24を起点とした上昇トレンドは維持されており、連日下値も切り上げていて、ドル買い地合いは維持されています。一方でこのところのドル円上昇の推進力となってきた米金利の上昇が一服し、米国の景況感悪化の鮮明化により、米主要株価指数も続落するなどドル円の上昇力にやや陰りも見られます。
今週後半に集中する米1QGDP、コアPCE等の重要指標発表後も、ドル円が上昇を維持できるか要注視です。

ドル円138円台を軟調推移、米金利上昇一服で

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