ドル円137円台、高値トライ後反落するも底堅く推移 (5/18午前)

18日午前の東京市場でドル円は上昇後に反落。

ドル円137円台、高値トライ後反落するも底堅く推移 (5/18午前)

ドル円137円台、高値トライ後反落するも底堅く推移

18日午前の東京市場でドル円は上昇後に反落。朝方137.69レベルで取引の始まったドル円は、9時台に137.72の高値をつけ昨晩NY高値137.71をわずかに上回りましたが、5/2高値137.77には届かず失速。137.29まで下げたものの下値も堅く、東京時間正午現在は137.48レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨日3万円台を回復した勢いが続き本日も買いが先行、円安進行や、昨晩米市場で主要株価指数が反発したことも追い風となり、上げ幅は一時500円を超えました。その後は利益確定売りも出て反落するも底堅く、440円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米4月住宅着工件数の予想を上回る結果や、米金融機関の信用問題の後退、バイデン大統領、マッカーシー米下院議長双方からの債務上限問題に関する楽観コメント等にドル円は米国時間終盤に137.71の高値をつけています。

テクニカルにはドル円は、上昇で当面の上値目途と目されていた200日移動平均線(本日137.09レベル)を上抜け、ドル買い地合いが強まっています。昨晩と本日午前中一時5/2高値137.77に接近しましたが、2度トライして同水準を上抜けられなかったため、一旦は調整が入る可能性があります。ただ、大勢のドル買い地合いは変わらず、5/2高値137.77、3/8の年初来高値137.91の双方を上抜けた場合には、昨年の高値151.95から今年1/16安値127.23までの下げの半値戻し139.59あたりまで上昇余地が広がるため、注意が必要です。

ドル円137円台、高値トライ後反落するも底堅く推移

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